aurora arcのここがすき!前編 【BUMP OF CHICKENおすすめのアルバム】
こんにちは。hanaです。
今回は「aurora arcのここがすき!前編 【BUMP OF CHICKENおすすめのアルバム】」です。
今週のお題「わたしの自由研究」。大人の本気の自由研究ということで私が大好きなBUMP OF CHICKENについて研究し、残暑も厳しい中熱苦しく語りたいと思います。いつものごとく、いやいつも以上にキモチワルイ愛が溢れているので生暖かく見守ってもらえれば幸いです!
あなたは最後まで耐えられるかな?笑 あまりにもウザめな記事なのでみなさんとの距離を測って2部作にしました。笑
aurora arcのここがすき!前編 【BUMP OF CHICKENおすすめのアルバム】
BUMP OF CHICKEN
BUMPの記事今までいくつか書いてきたのにそういえばBUMPのプロフィールは書いてなかったなぁと思ったので、すっごく簡単に書きます。ファンはもうご存知だと思うし、もっと詳しく知りたい人はググったらいっぱい出てくるよ。笑
▼今までのBUMP記事はこちら
BUMP OF CHICKEN 藤原基央かるた【BUMP OF CHICKENの好きな歌詞44
2019年6月のブログ運営報告【感謝】よりBUMP OF CHICKENについて語りたい!
メンバー
藤原基央(ふじわら もとお)ボーカル&ギター ほとんどの曲の作詞・作曲を担当 通称 藤くん(以下藤くん)
増川弘明(ますかわ ひろあき) ギター&コーラス 通称 ヒロ(以下ヒロくん)
直井由文(なおい よしふみ) ベース&コーラス 通称 チャマ(以下チャマ)
升秀夫(ます ひでお) ドラム&ときどきコーラス 通称 秀ちゃん(以下秀ちゃん)
プロフィール
4人は千葉の一緒の幼稚園に通っていた幼馴染。今年(2019年)でみんな40歳。藤くん以外は同じ小学校。中学校に入ってまた4人が揃うことになる。←漫画みたい
中学生のときにドラムの秀ちゃんがどこでも歌を歌っている藤くんを誘いバンドが結成され、ベースのチャマが入り、あれこれあって(割愛)高校受験が終わった後ギターのヒロくんが加わる。ちなみに藤くんは当時からめちゃくちゃモテたらしく、中学校の卒業式には制服に付いているボタンは全て無くなったらしい。この話をする時藤くんはテレているのかだんまりになる。笑 学生時代の想い出を面白おかしく、でもお互いを愛おしく思いながら語る4人が好き♪
その後もメンバーそれぞれ前向きな高校中退やら大学入学やら浪人やら調理師試験やらいろいろありながら、2000年21歳でメジャーデビュー。2ndシングル天体観測が大ヒット。←ここで青春真っ只中の私hana BUMPと出逢い藤くんの世界観にどハマり。ヒロくんの事が大好きな親友にも出逢う。笑
その後も‘命の火を揺らし’、‘別々の呼吸を 懸命に読み合って’、音楽シーンの‘嵐の中をここまで来’て‘どこまでも行く’、‘うるさい音を優しく鳴らす へなちょこの4人組’BUMP OF CHICKEN。
何回か付かず離れずを繰り返しながらも結局戻ってくるファン歴19年のhana。藤くんの声は離れてもどこかでちゃんと聴こえてくるから、その度に呼び戻されてきた。笑
当時ハマったバンドはたくさんいるけれど、今でも第一線で活躍しているのはミスチルとBUMPだけ。あとXのhideちゃんが生きていたら絶対活躍してただろうな♪私が初ライブハウスを経験したRIZEは残念なことになったし…笑(けれどDragon Ashには歌い続けてほしい!)
藤原基央の音楽の魅力
この自由研究ですが最初は以前したBUMP OF CHICKEN 藤原基央の声で泣ける曲7選 - ズボラ主婦の覚書のaurora arc編をする予定だったのですが、アルバム全曲どの曲も好きで…それなら私の好きなところを紹介しようと思い今回は「aurora arcのここがすき!前編 【BUMP OF CHICKENおすすめのアルバム】!」にしました。こんなに全曲好きって思うアルバムに出逢うことはなくて感動した。今までBUMPのアルバムの中で私史上1位だったorbital periodでさえも、全曲が好きって訳では無かったので。
私は本でも歌でもそれぞれがそれぞれの解釈で自分の中に落とし込むのが、創作物の消費の仕方、楽しみ方だと思っています。
藤くんはそういう楽しみ方をさせるのが上手いなと。余白をちゃんと用意してくれていて、歌詞を読み解いてその曲と向き合っている間に、自分の心と向き合える。でも誤解しないで伝わって欲しいところはきちんとどストレートに言葉を綴ってくれているから、多くの人の心に届くのだと思う。
私は楽器をしているわけではないので専門的な事は分からないのですが、音に対しても同じで、アレンジにも物語がちゃんと肉付けられているなぁと感じます。
これはBUMPが当初から大切にしている、自分たちが鳴らしたいように鳴らすのではなくて、その曲がどう鳴りたがっているのかというのをすごく意識して楽曲を作っているからだろうなと。
それではアルバムaurora arcの私の好きポイントをご紹介していきます!
トラック01. aurora arc
インスト曲。やはりCD世代としては1曲目はインスト曲でアルバムの中の世界観に入り込みたい。笑
わくわくキラキラの音の世界に吸い込まれていく感じ。みんなが奏でる優しい音に包まれる。
トラック02. 月虹
僕の正しさなんか僕だけのもの
ここすごく好き!自分の中には正しさがあるんだけれどそれを外や相手に求めないで、求めないからこそ「僕だけのもの」と大事にしている感じが好き。
思い出になれない過去 永久リピート 頭ん中
未だ忘れられない 忘れ物
忘れられない 忘れ物 の言葉も好き。
トラック03. Aurora
考え過ぎじゃないよ そういう闇の中にいて
勇気の眼差しで 次の足場を探しているだけ
何て優しい言葉…。
お日様がない時は クレヨンで世界に創り出したでしょう
もう一度 さあどうぞ 好きな色で 透明に
このコーラスのフレーズ「好きな色」で「透明」に の表現が藤くんっぽくて大好き!
藤くんはよく目に見えないものを表現するのに「空っぽ」とか「透明」という表現を使うのですが私はその表現の仕方が大好き!
無くした後に残された 愛しい空っぽを抱きしめて(HAPPY)
あの透明な彗星は 透明だから無くならない(ray)
透明だったハートが形に気付いたよ(月虹)
つい私たちは目に見えないものは無と捉えがちですが、無いのでなくて空っぽや透明が有る。
ケンカしたときは今愛が無いのではなくて、今はお互い空っぽなんだなぁって思うだけで違う捉え方ができる。夫は大人だから(自由人の私と結婚できるくらいだから人間的にできている人だと思う 笑)あまり空っぽになることはないのだけれど…私は自分を満たす方法はよく知っているので、空っぽだと分かったらただ自分を満たすだけ!クレヨンで世界に創り出すのは得意♪
トラック04. 記念撮影
言葉に直せない全てを 紙飛行機みたいに
あの時二人で見つめた レンズの向こうの世界へ 投げたんだ想像じゃない未来に立って 僕だけの昨日が積み重なっても
その昨日の下の 変わらない景色の中から ここまで繋がっている
この曲のタイトル「記念撮影」よ!天才か!いや天才なのは分かっているんだけどね…
タイトル先に考えたのかなぁ?記念撮影という行動にこんな素敵な言葉を与えられる才能よ…
ベースのチャマは記念撮影をみんなで初めて聴いたときに藤くんに「これ、お前が作ったの?」(←そりゃそうだろ 笑)って聞いたらしい。「めっちゃいい曲じゃん。お前すげーな。(決めなければいけないこととかいろいろあったけれど、この曲が良すぎてこの曲があれば)もうどうでもいいわ!」ってなったらしい。
メンバーたちが藤原基央の一番のファンであり、そのメンバーたちが奏でる音が聴けるのがしあわせ。
固まって待ったシャッター
このフレーズが耳障りがよくて好き♪
トラック05. ジャングルジム
イントロのギターの音から泣けるジャングルジム。
例えば最新の涙が いきなり隣で流れたとしても
窓の外飛んでいく 電柱や看板と同じ
ここの転調からの
誰から見ても取るに足らない だからこそ誰にも言えない
そんな涙ならきっとわかる
「きっと」のところは藤原基央の声だけで泣ける。BUMP OF CHICKEN 藤原基央の声で泣ける曲7選 に追記したい!
ガタンゴトン ガタンゴトン 繋ぎ目を越えてゆく
こんなに優しい ガタンゴトン を歌える人を私は藤原基央以外に知らない。
トラック06. リボン
藤くんが結成20周年の最後に作った曲。BUMPの歴史が詰まっていてファンとしてはもうありがとうってなる一曲。
たくさん笑ったり
それよりはるかに少ない
泣いたり怒ったりした事の全部が
音符になって繋がって 僕らを結んだ
藤くんから溢れんばかりの想いが詰まったメンバーへのラブレター。それをみんなで奏でるという、公開ラブレター読みみたいなプレイが愛おしい。
歌詞には今までの曲を思わせる言葉がオシャレに散りばめられていて、4人が歩んできた歴史も感じられます。
ポケットに恐怖が 宇宙と同じくらい
それぞれ持っている 宇宙と同じくらい
同じ時に震えたら 強くなれた
弱くなれた
強くなれた の後にちゃんと 弱くなれた と持ってくる藤くんよ。くぅ〜!笑
「あくびのユニゾン」という言葉が好きで「あくびのユニゾンやな〜」って日常生活で使いたいと思っているのに、なかなかユニゾンせぇへん。私普段何気なく会話の中でミスチルとかBUMPの歌詞使ったりするけど気づいてもらえない事が大半。笑
結成20周年最後の日に配信されたスタジオライブのMV(初回特典のDVDにも入っている)ではベースのチャマがレコーディング前のマイクを通して「21年ありがとね」ってみんなに不意打ちに言うところがあって、それに照れてはにかみながら「こちらこそ」という藤くんが見どころ(あと藤くんのセクシーな首もと…笑)!藤くんは褒められるとよく照れるんだけど、嬉しさが全然隠しきれてなくて萌える…こんなかわいいおっさんたちよ。
チャマはリボンを初めて聴いたとき号泣したと言っていました。いつも隣には作詞・作曲・歌・絵…と自分より何でも上手にできて天才と呼ばれる藤くんがいて、チャマだって多才なのにいろんな葛藤があっただろうなと。
▼彼女と星の椅子
藤くんとチャマの共作。作詞のクレジットは藤原基央になっていることもあるけれど原案はチャマが書いたもの。作曲はチャマ。
いつもリズム隊としてファンとの架け橋としてBUMPを縁の下で支える、ふざけているように見えて誰よりも真面目でピュアなチャマのありがとうにはグッとくる。
僕らを結ぶリボンは
解けないわけじゃない 結んできたんだ
ギターのヒロくんは「藤くんが結んでくれた」って。
脱退を考えていたのではないか…と言われていたヒロくんの誕生日に藤くんがfire signという曲を贈ったのはファンの間では有名なお話。
ドラムの秀ちゃんは藤くんの作った曲を一番最初に聴けるのが幸せって。
▼藤くんが秀ちゃんの事を歌った曲 セントエルモの火
君のおかげなんだよ いつも探してくれるから
必ず見付けてくれるから(セントエルモの火)
今BUMPが奏でる音が聴けるのは秀ちゃんが藤くんの才能を1番に見出してくれたおかげ。
前にラジオで3人(ヒロくん、チャマ、秀ちゃん)が藤くんが作った曲を初めて聴くときはただのファンだ…と言っていました。相思相愛。笑
解かないでくれて、一生懸命結んできてくれてありがとう。
嵐の中をどこまでも行くんだ
赤い星並べてどこまでも行くんだ
(赤い星というのはBUMPのロゴの星のこと)
並んだ4つの赤い星をいつまでも見続けていたい。
藤原基央イズムの体現者はやっぱりこの4人じゃなきゃいけないと思うの。
↑自分で書いていて自分の中にある4人への愛がキモチワルイ…笑
トラック07. シリウス
その心で選んで その声で叫んで
一番好きなものを その手で離さないで
力強いメッセージ。演奏がとにかくカッコいい!
トラック08. アリア
僕らの間にはさよならが 出会った時から育っていた
笑うから 鏡のように 涙がこぼれたよ
一度でも 心の奥が 繋がった気がしたよ
「鏡のように」って反転して「笑う」の対に「涙がこぼれた」を持ってくる…天才。向こうが自分のために無理して笑っているのを感じて、こちらは涙が出てしまう。それを 心の奥が繋った「気がした」って持ってくるところとか…藤原基央文学。
この歌詞にキラキラした眩しい音をつけてくるところがずるい。
トラック09. 話がしたいよ
今までのなんだかんだとか これからがどうとか
心からどうでもいいんだ そんな事はいや どうでもってそりゃ言い過ぎかも いや 言い過ぎだけど
そう言ってやりたいんだ 大丈夫 分かっている
そう言ってやりたいんだ…の優しさよ。きっと藤くんが自分に言ってあげたくて書いたんだろうなと思うし、自分にも言ってあげたい。
トラック10. アンサー
私はチャマのベースラインが美しくて優しくて好きなのですが、この曲もギターのリフと心地よいベースの音がすごい好き!
本当の声は いつだって 正しい道を照らしてる
二度と もう 迷わない
ポップなメロディーなのに力強い言葉。
この曲は歌詞よりメロディーとか音が好きだなぁ。心臓がリズムを刻んで、今生きているって感じが伝わってくる。どんどん前に歩き出して、進んで行く様で前向きになれます。
藤原基央 心の鍵の話
昔藤くんがラジオで心の鍵についてメッセージを語ったことがあります。
「心の鍵掛けてていいと思うんだ がっちがちに掛けとけ それでいいと思うんだ 俺も掛かってるもん 悲しい事じゃないと思うんです
大事な柔らかい部分あるんだもんな それを一生懸命守ってるんだもんな すごくかっこいいと思う」
私は若さゆえの多感な時期で、一生懸命自分の心の鍵を開けなきゃって必死で鍵を探していたときだったからそのままでいいんだよって言われて救われました。自分が弱いところを克服できないと思っていたのを、大事な部分 とか 守ってる って表現してくれたこと嬉しかったなぁ。
その後に
「でも開けたくなるとききっとあると思う 自分で開けるんだよね 驚くほど自然に」
今必死で開けなくていいんだ、自然に開くまで待っていいんだって分かったらホッとした。
それから何年も経って、大人になるにつれて自然と図太くなってここの鍵かけてたっけ?みたいな事もありますが…掛かっている鍵もまだまだあるけどね、この藤くんの言葉のおかげでそれでいいって今も思えている。
心の鍵を開けられるのは自分。
だから他の人の心の鍵も掛かったままで大切にしたいなって。他人が無理にこじ開ける必要はないし、それはしたくないなって思っています。
BUMPの曲には鍵が見つかっちゃうから、聴くのが苦しくなってやめちゃったときも何回かあったのですが、いつも藤くんの優しい声が呼び戻してくれる。
藤原基央の持つ言葉の力よ。
しかもこの言葉を語った時の藤くんよく考えたら今の私より断然若いのが衝撃。どんだけ大人やねん。笑
そして実は藤くんの歌声より話す時の声の方がめちゃめちゃ好きだったりする。笑
藤くんの言葉を語ると自分がポエマーみたいになっちゃた。笑
今回は「aurora arcのここがすき!前編 BUMP OF CHICKENおすすめのアルバム」でした。
まだこれでも前編だよ!次回はトラック11〜同じ熱量でお送りします。
▼後編はこちら
aurora arcのここがすき!後編【BUMP OF CHICKENおすすめのアルバム】 - ズボラ主婦の覚書
変態記事を読んでくれて…最後まで読んでくれた人…本当にありがとう!
aurora arcぜひ聴いてみてくださいね♪
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今日も読んでくれてありがとう♪