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外向型HSC・HSP 幼少期からの辛さ・強みに

こんにちは。hanaです。

今回は「外向型HSC・HSP 幼少期からの辛さ 強みに」です。

先日の記事で私がHSP(人一倍敏感な人)であることを書きました。▶︎HSC・HSPがありのままでいられるように - ズボラ主婦の覚書

↑この記事を読んでからでないとなんのこっちゃ…の話なので、まだ読まれてない方は一読ください。

 

今回はHSC(人一倍敏感な子)だった私の幼少期のことから今までのことを書いてみます。

HSC・HSPは気質であるため、育った環境などの外的要因によってもその現れ方は違ってくると思います。なので今回はHSPのうちの1人の例としてご覧いただきたいと思います。それといつもに増して長いので覚悟してご覧ください。笑

 

外向型HSC・HSP 幼少期からの辛さを強みに

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外向型HSC・HSP

HSC・HSPとは気質であり病気ではありません。

一般的にHSCやHSPに関する本や情報に特徴としてあげられるのは内向型HSC・HSPである場合が多いように思います。おそらく内向型の方が不登校など問題としてわかりやすく現れるからでしょうか。

HSPは5人に1人の割合でいると言われていて、その内の70%は内向的、30%は外向的であると言われています。

 

私は外向型HSPにあたると思います。

(外向型HSPについての記事一見してわからないけど本当は敏感な子【HSP専門ナビゲーター増田智子さんとの対談より】 - 心理カウンセラーkokokakuの、こころ育てブログ

外向型HSPは気質としてはHSPと同じですが集団が苦手ではないので、内向型の方よりは生きやすく、社会にも馴染んで生きられるのではないかと思います。私は人と関わることが好きで新しいことに挑戦することも好きなので、他の人からはHSPには見えないのではないかな。

 

幼少期 HSC・HSPであることの辛さ

私が外向型であることは私の生まれ育った環境が影響していると思います。私は両親が共働きだったため、生後数ヶ月から保育園に通っていました。幼少期は集団生活の中で多くの時間を過ごしていたため集団生活への適応力は自然とついていたのではないかと思います。

 

それでもHSC特有の気質から、母からは幼少期は神経質で育てにくかったと言われていました。今でも事あるごとに言われる。笑

とにかく夜泣きが激しくて、母も仕事をしていたのでかなり精神的にやられた…と今でもよく話しています。(「ひどい夜泣き」「激しい人見知り」それってHSCかもしれません| たまひよ

今でもちょっとした物音で目が覚めることがよくあります。

 

また人見知り、場所見知りが激しかったです。保育園以外では母の後ろに隠れているような子どもでした。小学生くらいになるとそれも無くなっていき、クラスでも積極的に活動するようになりました。

ただ大勢の前で発表したり、大勢の人に注目されたりすることはかなり苦手です。中高生の頃にはみんなの前で教科書を音読するのも緊張して、授業中当てられないことを願いながら授業を受けていました。読んでいる途中で緊張で気分が悪くなって泣きそうになったこともあります。それに気づいて私を当てないようにしてくれた先生もいました。私は先生にも親にもこのことを言えなくて、みんなちゃんと読めるのに何で私は異常に緊張してしまうのだろうかと悩んでいました。その時にきちんと親や先生に相談すればよかったのですが、自分は周りと同じ普通でいたいと思いが強かったので恥ずかしくて言えませんでした。幸いこのことでいじめられたりすることもなく、友人も多く学ぶことも学校も嫌いではなかったので不登校になることはありませんでした。

 

私の両親はあまり仲が良くなくて、いつもささいなことでケンカをしていました。この辺りはHSCの気質の上に環境的な要因が重なっているので、私の育った環境がHSCの気質を助長させたと思います。

両親のケンカする声がすごく嫌いで、家が休める場所という訳ではありませんでした。父と母が仲が良くないだけで両親から愛情はたくさんもらったし、他の家族それぞれは仲は悪くありません。父も母も褒め上手だったためか、私も兄弟も自己肯定感は低くはないと思います(よくこのブログを読んでくれている読者さんには、私が自分が好きでどれだけ我、我で生活しているのかはバレていると思う…笑)。

それでも両親の仲というのは家庭の空気を左右するもので、ケンカの声が聞こえてくるたびに私の不安感は大きなものになっていきました。

HSCはよく泣くと言われますが私の場合は親に迷惑をかけると思い、空気を読んで小学生くらいからはあまり泣けなくなりました。泣きたい気持ちが膨らむと頭痛や吐き気という形で現れました。

社会人になるとその症状は過呼吸や嘔吐に変化。仕事で大きなストレスを抱えたときにはこの症状が辛くて、心療内科で精神安定剤と胃薬を処方してもらっていました。成果主義の会社だったので、周りは年下の上司、年上の部下というのが当たり前でその辺りの人間関係にぎくしゃくした雰囲気がありました。私自身は女性陣の中では一番年下だったのでそんないざこざは直接関係なくかわいがってもらっていましたが、周りの愚痴や嫉妬に嫌になったりすることが多々ありました。また数字ばかりを追い求めてノルマを達成できない部下たちに怒鳴り声を上げる上司に、自分が怒られている訳でもないのにビクビク…

仕事もミスの許されない業務に関わっていたので(それなのにミスる私 笑)毎日神経はすり減っていき結婚するタイミングで仕事を辞めました。(この辺りの経緯はこちらの記事で私が専業主婦になったわけ - ズボラ主婦の覚書

今は仕事をやめてストレスもかなり少なくなりましたが、辛いことが続くとじんましんが出るようになりました。

いろんな形に変えながら身体が私が無理をしているのを教えてくれている、私の心を守ろうとしてくれているというのは感心してしまう。笑

 

HSPであることの強み

ここまで辛かったことばかりを並べてきましたが、HSPであることが強みになることも多いです。

細かいことに自然に気づくことができるので、相手が困っていることに気づくことができます。前職では接客担当もしていたのでそういった点をお褒めいただいたり、気に入っていただきペーペーの私を指名してくれるお客様もいました。こっそりおいしい差入れもらったり♪←遠慮なくありがたく受け取る私。笑

ときどきお客様に扮した覆面調査員が来ることがあるのですが、私は調査員であることに気づくので(周りは気づかないらしい)丁寧な接客をしていつも接客の点数はよかったです。笑

 

私は人と話すことも好きだし、友人や知人も多いです。飲み会も(お酒も 笑)好きです。周りからも明るくて元気だと言われます。クラスではどちらかといえば目立つグループにいました。ただ今まで書いてきたような本当の心の内を見せられる友人はほとんどいません…というか今まで全部自分の中で解決してきたので話す必要もなかったのかな?

でもたったひとり…今は夫というちゃんと素直に泣ける相手を見つけました。

 

外向型HSPは側から見ても明るくて社交的であるため、HSPであると気づかれないことが多いと思います。ある程度社会には順応して生きていけるため内向型よりは生きやすくはあると思うのですが、繊細な気質から考えすぎたり疲れてしまったりします。

 

私がHSPという言葉を知ったのは数年前。自分がHSPであることを知り自分と周りの感じ方が違うこと、周りはそこまで気付いていないし感じていないなら、こんなに悩まなくていいんだ!と気付けたとき…ほっと心が軽くなりました。人の感情に影響されたり、人と会うのは楽しいけれどひどく疲れてしまったりというのは以前と変わらないのですが、今は自分の気質だと分かっているので心持ちが違います。

 

前回もご紹介しましたkokokakuさんのHSCの認知を広めるためのプロジェクト。

クラウドファンディングへの挑戦がいよいよ今日はじまります! - 心理カウンセラーkokokakuの、こころ育てブログ

 

私はHSPという言葉を知ったことで、弱さだと自分を責めていたことをただの自分の気質なんだ、そのままでいいのだと肯定的に捉えられるようになりました。HSC・HSPという言葉を知って一番楽になるのはHSC・HSPである本人なのかもしれません。

 

私の母はHSPではなく、私と正反対で強くてがさつで(あ、がさつ遺伝子だけは受け継いだらしい 笑)、どんな相手にも自分の意見をはっきりという人なので、小さい頃の私の繊細さが理解できなかったようです。母の立場からすると初めての子育てで、フルで仕事をしながら、自分と全く性格の違う子どもを育てるというのはとても大変なことだったと、私も自分が親になってから思います。HSCの認識が広まることで、親も子ももっとお互いを理解できるようになればいいな…とこのプロジェクトを応援しています。

そしてHSCや非HSC関係なくそれぞれが輝く場所で学ぶ選択ができるように、そんな社会になればいいなと思っています。このプロジェクトがたくさんの人を導く道しるべとなることを願っています。

 

リターンの追加項目もあるようですよ!

アンケートのお願い&リターン追加企画! - 兎徒然

 

今回は「外向型HSC・HSP 幼少期からの辛さ・強みに」でした。幼少期から今までのこと拙いうえに大量に綴らせてもらいました。笑←やっぱり自己肯定感は低くなさそう!

 

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▼前回の記事はこちら

今日も読んでくれてありがとう♪

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