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小さなお子さんのいる親御さん必見!RSウイルスにかかったときの対処法【急な発熱、嘔吐に備える】

こんにちは!hanaです。

 

今日はRSウイルスにかかったときの対処法です。

まもなく1歳と4歳の我が子たちはこの冬RSウイルスに感染しました。泣 上の子も下の子も0歳の冬に初めて熱が出たのですが、それがRSウイルス感染症でした。

RSウイルスは2歳までにはほぼ100%の確率で感染するウイルスだと言われています。頭に知識が入っていると実際かかった場合に慌てることなく対処できると思うので、小さな子どもをお持ちの親御さんは今一度対処法をおさらいしておきましょう!今回は我が子たちの様子も交えながら説明していきます!

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RSウイルス感染症とは

呼吸器の感染症

RSウイルス感染症とは?

厚生労働省HPより一部抜粋

 RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれており、乳期、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。

RSウイルスには上の子は今までに何回かかかっていて、今年は0歳の下の子もかかりました。上の子が風邪を引いていたので、上の子からうつったのだと思われます。何回か感染していると抗体がつくので症状は軽くなります。実際、上の子は熱が夜だけ2日間出てその後は咳が出ていました。下の子は初めての感染だったので、症状は重くなりました。

 

RSウイルス感染症は飛沫感染や接触感染で感染する

 RSウイルス感染症はRSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します。

我が子のかかった医師によると、RSウイルスの感染力はかなり強いので1週間ほどは小さい子との接触は避けた方がいいと言われました。RSウイルスに感染している子と何時間か一緒にいるだけでもうつってしまうようです。

 

RSウイルス感染症の症状は発熱、鼻水、咳など

RSウイルス感染症の症状は?

通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進展していきます。初感染乳幼児の約7割は、鼻汁などの上気道炎症状のみで数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。低出生体重児や、心臓や肺に基礎疾患があったり、神経や筋肉の疾患があったり、免疫不全が存在する場合には重症化のリスクは高まります。重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。生後1か月未満の児がRSウイルスに感染した場合は、非定型的な症状を呈するために診断が困難な場合があり、また突然死に繋がる無呼吸発作を起こすことがあります。

 0歳の我が子の場合は発熱、鼻水、痰の絡んだような咳が続き、食欲もあまりなく、母乳をあげても咳が出て何度も吐いてしまうという症状でした。眠りが浅く夜中に咳で何度も目覚めたり、熱のせいか機嫌も悪かったです。目やにも多く目の周りが腫れてカサカサになっていました。

医師からは食べられないようなら離乳食はあげなくていいが、水分は取れるようにこまめに少量ずつ白湯やお茶、母乳をあげるようにと言われました。また咳で起きてしまったときはしばらく縦抱きにしてあげて、水分を取らせるようにと言われました。こちらも疲れて眠たいのに、夜中に起こされ抱っこして寝かしつけるのは辛かったです。苦笑

また、症状がおさまらずぐったりしているときには病院に連れて行くように言われました。特に1歳未満の子どもは入院になるようなこともあるので気をつけてください。

 

RSウイルス感染症の特効薬はない

 RSウイルス感染症には特効薬はありません。治療は基本的には対症療法(症状を和らげる治療)を行います。

インフルエンザだったらタミフルといった特効薬があるのですが、RSウイルス感染症には特効薬がありません。なので症状に合わせて抗生物質や痰切りの薬、解熱剤など風邪のときと同じような薬が処方されます。吸入も有効な治療法のようです。

私は子どもには解熱剤は今まで一度しか使用したことはありませんが、我が家のかかりつけ医は

  • ぐったりしていて子どもが辛そうなとき
  • 子どもの機嫌が悪くて、お母さんが辛いとき

は使って、それ以外は熱があっても元気なときは使わなくて大丈夫だと言われます。2番目の理由はお母さんが倒れてしまったらどうしようもないから…らしいです。笑 子どものことは今日しか診ていない医師より毎日見ているお母さんの方が分かっているので解熱剤はお母さんの判断で使っていいよ!って言ってくれます。私はかかりつけ医のこういう考え方好きだな!

 

RSウイルス感染症の検査方法と注意点

 privateより一部抜粋

RSウイルスに感染しているか調べる検査には、簡易検査と血液検査があります。現在主流となっているのが簡易検査で、鼻汁にウイルスが含まれているか調べます。簡易検査は簡単にできて10分ほどで検査結果もわかるため、多くの病院で取り入れられています。

簡易検査で陽性反応が出た場合、必要であれば血液検査や胸部レントゲンなどが行われます。血液検査は詳しい状態を調べることはできますが、検査結果が出るのに2~3日ほど時間が必要です。

インフルエンザと同じで鼻に長細い棒を入れて鼻水をとる検査です。私が行った病院ではインフルエンザとRSウイルスのどちらも調べられる検査でした。子どもは泣き叫びます。大人の私でも耐えても涙が自然に出てくるのでそりゃそうだ。

RSウイルス検査は保険が適応されておらず、検査をする場合は自費になります。検査1回の自己負担額は数千円で、検査を受けるかは保護者の方が自由に決めることができます。検査を受ける方は、症状の原因が明らかになり、安心できることから選択しているようです。

1歳未満の乳児の場合、入院中の患者、パリビズマブ製剤の適用となる患者に対しては、2011年10月17日より保険が適用になっています。また病院によっても異なりますが、小児科では3歳以下はすべて包括医療制度で、実質無料で検査ができるところもあるようです。

 私の行っている病院は無料で検査できますが、病院によっては1歳以上だと有料になる場合もあるようなので確認しておくと安心です。

そもそも特効薬がないため検査の必要があるのか(痛い思いをして検査しRSウイルス感染症だと分かったとしても、検査しない場合と同じ薬しか処方できないため)という所ですが、私の場合は無料であることと病名が分かっていれば自分が安心できるのでしてもらっています。病名も分からずに高熱が続いて辛そうな我が子を見ると大丈夫なのか不安になるので。

病院によっては検査自体をしないところや、有料になるところもあるので検査したい場合は事前に確認してから病院に行く方がいいと思います。

 

RSウイルス感染症は大人にもうつるが軽くですむ

RSウイルス感染症は大人が感染しても風邪に似た症状でおさまることがほとんどで、それほど心配する必要はないようです。

 

RSウイルス感染症の対処法

前述した通りRSウイルス感染症には特効薬がないため症状が治まるのに時間がかかります。対処法も風邪のときと同じです。

 

急な発熱、嘔吐に備えて準備しているもの

我が家では以下のものを用意しています

  • 鼻水や目やにを拭くためのガーゼ

ティッシュよりガーゼの方が鼻水を拭くときに嫌がらないし、肌にも優しいため

  • 水筒などの水分補給ができるもの
  • ポカリスエット

→吐き気があるときは水やお茶だと更に吐き気をもようしやすいので、糖分の入った経口補水液やポカリスエット、ジュースなどを飲ませた方がいいと言われています。

急な発熱時に買い物に行くのは大変なので1本は必ずストックしています。

 

  • 電動鼻水吸引機

以前は口で吸うタイプのものを使っていましたが、なかなか時間がかかる割に鼻水も少量しか取れないため電動のものを購入しました。小さい子は嫌がると思いますが、短時間ですむので親もストレスが軽減されると思います。

 

  • 氷まくら
熱さまひんやり やわらかアイス枕 1個

熱さまひんやり やわらかアイス枕 1個

 

冷凍庫の場所はとりますが急な発熱時にあるとかなり便利です。氷を入れるタイプの氷まくらだと急に必要になったときに氷がたくさんなかったりするので、我が家ではこれを2つ用意しています。

停電時の保冷剤代わりにもなったので、あってよかったです。災害時にも役に立つことがあるかもしれません。▶︎夏の停電 7時間の停電を経験【災害に備えて】 - ズボラ主婦の覚書

 

  • 冷えピタ

我が子たちは嫌いなようであまり使ってくれないのですが、寝てから首の後ろに貼ったりしています。

  • 嘔吐したときにすぐ拭けるようにタオル
  • 着替え

特に夜中の嘔吐時には着替えを用意するだけでも疲れたりしてしまうものなので、嘔吐時や発熱で汗をかいているときにもすぐに着替えができるように用意

  • 嘔吐時に備えてビニール袋をかけたバケツ(なければ洗面器)
  • 嘔吐用に防水シーツ

防水シーツはもともとベビー布団用に使っていたものですが、取り外してすぐに洗えるので洗濯の労力が減ります。布団に嘔吐すると処理にも気を遣うし、大変なのであるとかなり便利です。嘔吐があるときには洗濯物も増えて大変ですが、防水シーツがあればお布団までに汚さずにすむことが多いのでおすすめです。

 

  • 使い捨て手袋

100均で買った大量に入っているものを使用しています。嘔吐時や、下痢の処理のときに使用しています。普段のお掃除にも使えますし便利です。

 

  • キッチンハイター

水で薄めてスプレー容器に入れて、嘔吐したところや下痢をしたあとの便器に吹き付けます。また嘔吐で汚してしまったカーペットや布団に叩きつけて汚れを落としたりもできます。家庭内感染を防ぐためにも必ず用意しています。

 

以上のものは今までの看病の経験からあるとかなり助かります。子どもの看病だけでも気疲れしてしまうので、準備をしておくだけでも楽になりますよ!ぜひ参考になさってください。

 

今日はRSウイルス感染症についてでした。感染しないのが一番ですが、もし感染したときには上記のことを参考にしてみて下さいね。

 

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前回の記事はこちら

 

 

今日も読んでくれてありがとう!

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